マイクロ波化学技術プラットフォームを活用した研究開発からエンジニアリングまでのソリューション提供

下水・家畜の糞尿・生ゴミなどから発生するバイオガスの主成分であるメタン、海水の電気分解で発生する塩素、空気に含まれる酸素を原料として、光で医農薬原料や中間体などの有用化学品をつくる、神戸大学発スタートアップ。「光ものづくり」によるアップサイクルで脱炭素およびSDGsへの貢献を目指します。

iPS細胞技術を用いて腎疾患治療薬・細胞医薬（ADPKD治療薬RN-014、CKD細胞医薬RN-032など）を開発しています。特にRN-014は国内で第2相臨床試験を実施中です。腎臓領域での成果を基盤に、iPS細胞技術を肝臓・膵臓など多様な疾患の再生医療・創薬研究へ展開しています。

リバスキュラーバイオは真の血管再生医療を実現し血管疾患に苦しむ患者さんの人生に届けることを目指します。全身に酸素や栄養をとどける"血管"は全長10万kmにも及び、この血管が障害されると心疾患や認知症など多くの疾患を引き起こします。特に微小血管の障害に対して現在十分な治療法がないことは現場の大きな課題です。我々は世界で初めて発見された血管をつくる幹細胞である”血管内皮幹細胞”を細胞医薬品として開発し、ひとりでも多くの患者さんを救う新たな治療法を創出します。

歯の再生治療薬の研究開発

ロボットとAIを開発する世界で注目される先端技術開発企業
組み合わせニーズごとにロボット及びAIの技術を融合して、日本を代表する建設・災害対策・道路・鉄道・電力・自動車・重工業・製鉄・海運など100を超える企業様や医療福祉機関の課題解決を行ってきた国内では稀な大阪発の先端ベンチャーです。各産業分野からその解決力で高い信頼を得ています。MITを始め多くの大学が我々の先端技術を学びに来ています。

AI LSI開発・販売

当社は、耕作放棄地の検出「アクタバ」、作物分類の推定「デタバ」、農地と人をつなぐ「ニナタバ」を主力サービスとして展開しています。衛星データや土地区画データを活用し、農地の見える化を実現。環境保全や再生型農業を支える土壌解析、GHG排出量や炭素除去量の算定、カーボンクレジット事業、脱炭素型農業資材の活用も推進しています。

ペロブスカイト太陽電池の材料開発、モジュールの製品化に取り組んでいます。京都大学で数年来取り組んできた研究シーズを基に、薄膜太陽電池でエネルギーの未来を創ります。弊社のペロブスカイト太陽電池は、晴天時だけでなく、曇り空や室内光下のような暗い光でも高い発電能力を発揮し、フィルムを基材にした柔軟性の高い軽量太陽電池です。設置する場所を選ばず、どこでも発電し電力を供給するペロブスカイト太陽電池を、様々な暮らしに役立てる形で提供してまいります。

シンプロジェンは、神⼾大学発の合成生物学スタートアップです。独自のDNA合成技術を活用し、⻑鎖・高難度のDNA合成や、多様な組合せのDNAライブラリー構築の受託サービスを展開しています。また、遺伝子治療の分野に特化した「遺伝子治療バイオファウンドリ®」として、高品質なウイルスベクター及びmRNAの設計、開発、分析から、GMP製造パートナー企業への技術移管まで、一気通貫のサービスを提供しています。

ニューラルポートは、視線計測型VRとAIを活用し、脳の疲労度を1分で可視化する技術を開発しています。アスリートやビジネスパーソンのパフォーマンス向上を目的に、「ZONE状態」の科学的再現にも挑戦。脳の状態を可視化・変容させることで、コンディション管理と最適な意思決定を支援します。

「マイクロ波による空間伝送型ワイヤレス電力伝送」を手掛ける京大発スタートアップ企業。当分野で長年の経験と深いノウハウを保有し、数ｍ離れた場所から数Wの電力供給ができ小型モーターの駆動までできる業界最高出力の送受電システムを開発。電波を集中して送る技術と受けた電波を高効率で電力変換する技術に強みを持ち、製造業、物流、将来はオフィスや公共空間、さらに屋外、宇宙利用まで幅広い用途に対応していきます。

HACARUSは、『未来を造る人に 次世代の「はかる」を』というミッションを掲げ、少ないデータで、抜本的な問題解決につなげる「AIソリューション」を提供しています。2014年の設立から、製造・建設・インフラなど数多くの企業の問題解決に貢献してきた経験と独自の技術力で、人の知見を資産化し、オペレーションの効率化・省力化を成功させます。データの取得から既存システムとの連携までを一貫して支援し、人とAIが共存する未来の実現に取り組んで参ります。

Flora（フローラ）は、「データを通じて女性をエンパワーメントする」をビジョンに掲げるフェムテック企業です。
20万DLの個人向け生理管理アプリ『Moonly』、70社以上に導入された企業向け健康経営支援『Wellflow』、データ活用・新規事業支援を行う『Expert』の3事業で女性の健康課題および社会課題の解決を目指しています。

独自の免疫測定技術「GLEIA」で、「いつでも・だれでも・どこでも医療グレードの迅速検査」を享受できる健康長寿社会の実現をめざす大阪大学発のスタートアップです。

弊社は、世界で初めて、放射線・ガンマ線を光学カメラと同じ画像データ（線形画像）にできるETCCの販売と、ETCCで取得するガンマ線データの解析サービスを提供します。ETCCは、京大理学研究科（谷森達名誉教授、高田准教授チーム）が、天体観測で開発しました。京大とJAXAの共同実験（2018年）で、欧米の研究機関が10年かかってもできなかった銀河ガンマ線画像をわずか1日で実現し技術を実証しました。

木の実由来の素材「カポック」を使用したものづくりを行うファッションスタートアップ。 世界第2位の環境汚染産業と言われるアパレル業界の大量生産・大量廃棄のシステムに衝撃を受けた代表が、カポックという素材に出会って創業を決意。カポックは東南アジアに自生する植物で、コットンの1/8の軽さ、吸湿発熱という機能を備えていますが、その繊維の軽さと短さ故に糸への加工が難しく、多くの企業が商品化を諦めてきました。国内大手繊維メーカーとの研究開発の末、カポックのシート化に成功。

消費者、生産者、地球環境の視点に立ち、製品ができてから届くまでに関わる人に寄り添ったモノづくりを目指し、日本を代表するサステナブルなブランドを志しています。

私たちは、肥料やクリーン燃料といった人類の生活を支える物質の原料であるアンモニアを、どこでも、低コストで製造する技術の開発に挑戦しています。この課題を解決するため、再生可能エネルギーを用いて身近な原料と電気から従来法を超えるエネルギー効率でアンモニアを得る手法を開発し、従来より小規模な製造でも半分以下のコストで製造できる製造技術の確立を目指しています。年間1億8000万トン以上あるグローバルアンモニア需要の15%に提供することで、コストやCO2の削減、ひいては飢餓や紛争といった社会課題の解決を目指します。

気候変動問題に対する危機意識から、持続可能性を意識した産業活動が重要になっており、世界的にバイオものづくりへの期待は大きい。東大発ディープテックスタートアップであるミーバイオは、微生物の代謝経路を光によって制御する技術を活用し、バイオものづくりの大量生産に有用な光制御型バイオ生産システムmii-Bioprocessをグローバルに展開する。

近接覚センサーを搭載したロボットハンドによって、「ロボティクスの最後の砦」とされてきたロボットマニピュレーションの革新を実現し、現場への導入・普及に取り組んでいます。Thinkerの武器である近接覚センサーで、ロボットハンドの民主化を実現するために国内外を問わず、一緒に世の中を変えていけるパートナーを探索していきます。

魚類から得た2000種以上の腸内細菌のはたらきを活用し、養殖魚の成長促進や免疫向上、植物性飼料への適応等を達成する革新的な養殖技術を開発。機能性腸内細菌をブレンドした独自の「菌体カクテル」による養殖コンサルティングを基幹事業とし、将来的には、これまで養殖が困難だった魚の陸上養殖パッケージの開発や、陸上養殖による自社ブランド魚の生産など幅広い事業への進出を見込んでいます。

森林を解析する技術を開発する京都大学発スタートアップ。ドローンのデータにAIを活用し、森林の樹木を一本ずつ、木の種類や木の高さ、炭素蓄積量などを解析するソフトウェアDF Scannerなどを開発している。ドローンの飛行や航空レーザデータ解析なども実施しており、森林由来のカーボンクレジットの創出支援やモニタリングを実施している。

RNAを標的とした低分子創薬研究

海洋・水産業向け情報サービスの開発と販売

JiMEDは大阪大学のシーズを活用し、脳と機器をつなぐ世界初のワイヤレス植込型ブレイン・コンピューター・インターフェース(wiBCI®)医療機器の開発、および頭蓋内データを活用することで新しい医療の提供を目指すブレインテックカンパニーです。病気や怪我などで会話や身体活動が困難となる患者様も、考えるだけで様々な機器の操作を可能としコミュニケーションなどを可能とする新しい医療の提供を実現します。

世界では医薬品にならなかった物質が多くあります。当社はヒトの医薬品にならなかった物質を見極め、動物用医薬品として再起を図る新しいビジネスモデルを提案している会社です。動物用医薬品として提供しながらサステナブルな経営を進め、ヒト用への開発を目指す、医薬品開発のパラダイムシフトを目指す会社です。がんの治療分野に特化して、人のパートナーであるペットのがん治療に寄り添っています。

当社は小型船舶向けの自律航行技術開発を中心に「海のDX」と「船舶のロボット化」を推進し、操船支援システム等のソリューション提供をしています。自律航行技術の実用化を通じて、船舶乗組員のサポートや船舶安全性の向上、運用コストの最適化を実現し、水上モビリティをより身近なものにすることを目指します。離岸から着岸までの航行を自動化する『エイトノットAI CAPTAIN』は国内での導入事例が増加し、2027年には北米市場にも進出予定です。

損傷した神経を再生！　ES/iPS細胞由来のシュワン細胞による世界初の細胞治療を開発しています。髄鞘を形成するシュワン細胞は神経を修復し、再生する機能があります。これまでシュワン細胞は人体の一部を犠牲にして採取し、臨床試験で効果が確認されていますが、大量に準備できないために治療法として実用化されていません。当社は世界で初めて量産化に成功し、動物での効果も確認しました。現在は臨床試験へ向けて準備を始めています。

がんの早期発見や再発チェックをもっと手軽に―TearExo®は、涙液を使った画期的ながん検査法です。涙液は、簡便で痛みのない検体として簡単に採取できます。神戸大学で開発されたこの最先端技術は、がん細胞から放出される細胞外小胞を迅速かつ超高感度で検出することで、病院に行かなくても検査ができる新しい時代を切り拓きます。自宅や薬局、美容院など、日常の中で気軽にがん検査が受けられる環境を提供することが私たちの使命です。

独自生成エンジンに基づいた建設業個別業務に特化したAIエージェントのご提供

認知症の早期発見のボトルネックとなっている問診検査のDXをめざし、アイトラッキング式認知機能評価法の開発・事業化を推進しています。

毛細血管スコープで未病を可視化～世界中の人の健康を見守る～
ヘルスケア・未病領域の大阪大学発ディープテック・スタートアップです。

レーザー核融合商用炉の実用化をめざす国内唯一の民間企業です。既存のエネルギー源を代替えし、2050年のカーボンニュートラル実現に大きく貢献できる可能性を秘めた技術です。

AutoPhagyGOは、世界最高水準のオートファジー測定技術を核に、測定受託や素材評価、サプリメント・化粧品の共同開発までを一貫して手がけるスタートアップ。オートファジー活性素材・阿波晩茶エキスを旗艦に自社製品ラインナップを拡充しつつ、オートファジー創薬の開発も進行中。国際長寿コンペXPRIZE Healthspan準決勝進出など、グローバルでの実績と発信力を備え、健康寿命延伸の社会実装を加速している。

海洋性紅色光合成細菌を利用した二酸化炭素と窒素の固定技術を持つバイオものづくりのスタートアップ。工場から出る温室効果ガスや産業廃液の削減とともに農業用窒素肥料、水産養殖飼料、タンパク質繊維、などを作り出し地産地消のものづくりを行う。光合成生物の力を借りて資源を循環させ、直線的な消費を見直し、持続的な未来を提案。

fcuroは、救急救命の最前線で活躍する現役医師と、最先端のAI技術に精通したエンジニアがタッグを組み、「Eliminating preventable death by using technology（技術の力で救命を）」をミッションに掲げ、現場起点の技術で救命を支援する研究開発に取り組んでいる会社です。医用画像の診断支援AIや、医療分野に特化した独自の大規模言語モデル（LLM）などを開発しています。

1．香りの瞬間切替提示が可能な嗅覚ディスプレイの開発及び販売
2．映像や音響に合わせて香りの提示が可能なプラットフォームの運営

真下知⼠博士（現東京⼤学医科学研究所教授）等が発明した新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を用いて、新規遺伝子治療法の開発をはじめ、幅広い産業への応用をめざす大阪大学発のバイオベンチャー企業です。

世界中の医療機関で抗菌薬の適正な使用を促進するため、
感染症検査の⼀種であるグラム染⾊をAIとロボティクスの技術を使って
アップデートする世界初のAI医療機器を提供するAIソフトウェア開発企業です。

「温度による五感のハッキング」をめざし、「熱い」「冷たい」を伝える温冷触覚技術を軸にした新規プロダクトの研究開発を実施しています。

わずか５秒、高輝度の中赤外線レーザーに手をかざすだけで、リアルタイムの血糖値を手軽に測定することができます。採血をせず、光にかざすだけで測定できるので体を傷つけず精神的負担を軽減できます。採血の必要がないため感染症の心配がなく、誰でも安全にご使用になれます。また医療廃棄物も発生しません。

セレンディクスは2022年3月２日の日本初の３Dプリンター住宅をわずか２３時間１２分で完成。2024年9月に２人世帯向け住宅「serendix50」の販売第１号棟を石川県珠洲市に建築。2024年には「日・ウクライナ経済復興推進会議」において、ウクライナの復興住宅建設に着手。JR西日本グループと資本業務提携し、世界初３Dプリンター駅舎を建設するプロジェクトを行うなど住宅以外の事業も手掛けています。

トータルで脳のケア・維持向上するディープテック企業。多数の脳の研究者と共同研究を行い、気軽に認知機能チェックとトレーニングができメタ認知が可能な脳体力トレーナーCogEvoを開発。エビデンスを立証し、テストマーケットを繰り返し製品化を行い、各業界のTOP企業と事業提携、社会実装を実施。海外展開も視野にいれた社会課題解決型企業として、「認知機能の見える化」で、労働寿命と健康寿命を延伸し、生涯現役の実現を目指す。

リバーセル株式会社は、病気になったらT細胞製剤で治療する時代を開拓することをビジョンとしています。当社が保有する特許技術を用いて、多能性幹細胞から「他家T細胞製剤」を作製し、標準治療では根治の難しい進行性・再発性のがんに新しい治療法を提供します。この技術は、感染症、自己免疫疾患、アレルギー等の免疫が関連する疾患にも有効ですので、これまで治療が困難とされてきた病気に、根治という希望を届けます。

当社（Patentix）が目指す事業は、電力損失を極限まで低減した次世代パワー半導体に用いられる二酸化ゲルマニウム（GeO2）基板の製造・販売です。GX実現のためには電力変換ロスを低減可能な新しい半導体材料の開発が必要です。GeO2は変換ロスを従来のSiCよりも低減できるが製造が困難でした。当社独自のPhantomSVD技術によって高品質なGeO2基板を作製し次世代パワー半導体の実現を目指します。

触媒を用いて、混合・多層・汚れた廃プラや有機廃棄物を200-300℃でモノマー、水素、一酸化炭素、アルコール等に分解

精密測定検査装置の開発

シノビ・セラピューティクス株式会社は、京都大学iPS細胞研究所の技術を基盤とし、カリフォルニア大学サンフランシスコ校で開発された免疫回避技術を導入した他家iPS細胞由来の免疫細胞療法を開発するバイオテクノロジー企業です。低免疫原性iPS細胞由来T細胞治療プラットフォーム「Katana」を用いて、固形がんを標的としたがん治療薬パイプライン「NJA」の開発を進めています。さらに、低免疫原性iPS細胞由来NK細胞を自己免疫疾患治療剤としての開発も手がけており、難治性疾患治療に貢献することを目指しています。

molmir（モルミル）は、社名の由来にもあるように「分子（molecule）の動きを見る（miru）」技術を活用し、これまで治療法のなかった疾患に対して治療薬を届けるべく創薬開発に取り組んでいます。分子の動きをみる独自技術を活かし、これまで創薬標的とされてこなかった病因因子の解明・治療薬の開発・臨床開発までを一貫して行っています。また、アカデミアに所属する多くの科学顧問の知見と経験を融合することで、従来の創薬開発プロセスに革新をもたらします。

Yellow Duckは、気候変動という大きな課題に向き合い、海の波から電気をつくる「浮体式波力発電技術」でクリーンなエネルギーを届けることを目指しているスタートアップです。

大阪・福岡・富山の海で、実際の環境下での連続運転に成功した独自の海洋発電システムをもとに、将来的には原子力発電所1基分にも匹敵するエネルギー供給、さらには海上で水素をつくる「洋上水素ファーム」の実現を目指しています。

mui Labは、スマートホーム導入のためのプラットフォームである「mui Smart Living」を、宅内顧客接点構築のためのDXソリューションとして企業に提供しています。クラウドやスマートホーム専用のMatterやECHONET Lite等の通信規格に準拠、またシンプルで使いやすいUI/UXデザインを有した「mui Kurashiアプリ」を提供し、エネルギーインフラ企業、住宅不動産企業との実績を有します。

人工赤血球（人工酸素運搬体）は、ウシ赤血球から精製したヘモグロビンを脂質二重膜で被覆したリポソーム型で、赤血球と同等の酸素運搬機能を持ち、室温で2年間保存でき、異種動物への投与も可能な、優れた特徴を有する。動物医療には献血システムがなく安定した輸血用血液の確保が困難であり、まずは動物医療領域で早期実用化し、世界の動物輸血医療の改革する。さらにデュアルユースとしてヒト医療での実用化を目指す。