NINE JPは10月に行われる「Global startup EXPO 2026」の2日目となる、10月6日に複数のイベントを実施いたします。
日本全国から集まった大学研究シーズが一堂に会し、ピッチや展示などを行いますので、ぜひお越しください。
NINEJPに参画する各プラットフォームから選抜された
研究者によるピッチコンテスト
日程:2026年10月6日 午前
会場:グランフロント大阪北館4階 ナレッジシアター
言語:英語
主催:大阪府、公益財団法人 大阪産業局
共催:GSE2026実行委員会、NINE JP
ピッチ登壇者やNINE JP参画プラットフォームの展示、
大学発研究シーズに関するセッション、交流会等を実施
日程:2026年10月6日 終日
展示会場:グランフロント大阪北館地下1階 Event Lab.
主催:大阪府、公益財団法人 大阪産業局、株式会社ツクリエ
共催:GSE2026実行委員会、NINE JP
登壇者・出展者
全国の大学・研究機関から選ばれた9名の研究者が参加。
DeepTech Frontier Challenge For Researchers では、最先端の研究・技術シーズを発表し、
NINE JP -Knowledge Bloom- では、各研究・技術シーズの展示を行います。
白金フリー・高耐久燃料電池を実現する
カーボン触媒プラットフォーム
詳細
北海道大学触媒科学研究所准教授。表面科学・触媒化学を基盤に、窒素ドープカーボンをはじめとする白金フリー酸素還元触媒の反応機構と材料設計を研究している。近年は高耐久・低コスト燃料電池の実現に向け、触媒開発からMEA・デバイス実証、知財化・事業化まで一貫して推進している。
独自の窒素ドープカーボン触媒により、白金を使わず高耐久・低コストな燃料電池を実現する。ジカンテクノ由来のバイオカーボンも原料として活用し、まずメタノール燃料電池による非常用・バックアップ電源への実装を目指す。将来は水素燃料電池などへ展開する触媒プラットフォームを構築する。
ナノ材料配合による革新的浸透膜の
製造・販売事業
詳細
信州大学発の超低圧・高透水RO膜を基盤に、水質汚染や飲料水不足を解決する次世代水処理事業を展開。途上国から先進国まで、安全な水アクセスを革新する技術と量産体制を備え、FO膜など次世代膜の商業化も推進する。
・信州大学発の超低圧・高透水RO膜(SULPRO)の製造・販売
・工業向け、海淡向け、その他RO膜モジュールの製造・販売・電力不要の手動型浄水器など、新興国向け次世代浄水器の共同開発
・展開・PFAS・硝酸性窒素などの汚染対策として、高除去性能を活かした浄水ソリューション提供
・次世代技術であるFO膜の研究開発・商業化(2030年予定)
気候変動と戦う水産養殖を救う、
圧倒的低コスト「オールシーズン型高機能添加物」
詳細
博士(工学):広島大学。新居浜工業高等専門学校講師・准教授、米国農務省(USDA)研究員を経て、2015年より長岡技術科学大学、2019年より現職。植物バイオテクノロジーと微生物利用を専門とし、バイオスティミュラントや種苗生産技術を研究。現在は未利用バイオマスを活用した水産養殖用機能性添加物の開発と事業化に取り組む。
高水温・低水温による成長不良や斃死が深刻化する養殖業に向け、ワイン搾りかす等の未利用バイオマス及び高機能Bacillus製剤を組み合わせた高機能性新素材を開発。低コストで摂食と生存率を高め、出荷までの期間を2年半から1年半へ短縮。肉質改善・病原体抑制も両立し、国内外の養殖市場への事業展開をめざす。
製造業に、新しい視覚系を ―
イベントカメラと光を協調させる計算撮像
詳細
博士(工学)。奈良先端科学技術大学院大学修了。筑波大学システム情報系助教。計算撮像研究室を主宰。様々なカメラを用いた計算撮像を専門とし、光沢・透明物体など従来検査が困難とされた対象の外観検査自動化に取り組む.自動車産業をはじめとする製造業への社会実装をめざし、研究開発を進めている。
イベントカメラと変調光源を融合した計算撮像により、光沢・透明物体の外観検査を可能とする「製造業の視覚系」を構築する。実証済みの適用可能性と市場性を基盤に、卓上型検査機の製品化を通じて製造現場への導入を進める。検査員不足を解消し、外観検査の完全自動化を担う検査ソリューション企業の創出をめざす。
AI時代のDNAデータストレージ
詳細
ナノ計測、ナノトライボロジー、マイクロ・ナノデバイスを専門とし、微小空間における物理現象の解明とデバイス応用に従事。現在はマイクロ・ナノ流路を活用したDNA分析およびDNAデータストレージデバイスの研究開発を推進し、超高密度・長期保存技術の実用化をめざしている。
生成AIの急速な普及により、世界のデジタルデータ量とデータセンターの電力消費は増大し続けている。本研究では、DNAが持つ高密度性と長期安定性を生かし、膨大なコールドデータを小さな空間で省電力かつ長期間保存でき、必要な情報を自在に出し入れできる新しいデータストレージデバイスの実現をめざす。
uLtra-PGA:次世代化粧品原料を実現する
超高分子量L-PGAプラットフォーム
詳細
神戸大学大学院科学技術イノベーション研究科特命助教。細菌ゲノミクス、応用微生物学、バイオプロダクションを専門とし、枯草菌を用いた高機能バイオ素材の開発に取り組む。超高分子量L-PGA「uLtra-PGA」の研究開発からスケールアップ、事業化までを主導し、大学発技術の社会実装を推進している。
枯草菌を用いて、分子量2,000万以上のL-PGAを低コスト培地かつ高生産性で製造する独自技術を開発。まず化粧品原料として、保湿・皮膜形成・低べたつき・生分解性を組み合わせた価値の実証を進め、CDMOを活用したB2B事業化をめざす。将来は医療材料、超吸収材、バイオプラスチックへ展開する。
持続可能な植物バイオものづくりを実現する
プログラマブル産業植物プラットフォーム
詳細
大阪大学名誉教授・特任教授。植物代謝工学、ゲノム編集、合成生物学を専門とし、植物由来有用物質の生合成研究を推進。甘草やジャガイモを対象に、ゲノム編集と組織培養を融合した「産業植物」による持続可能なバイオものづくりと社会実装に取り組む。
ゲノム編集と植物組織培養を融合し、植物を高機能な物質生産基盤とする「プログラマブル産業植物プラットフォーム」を開発する。甘草やジャガイモで有用天然物の生産技術を実証し、多様な産業植物へ展開する。化粧品・食品・医薬原料等の持続可能なバイオものづくりと事業化をめざす。
世界発の一酸化炭素中毒解毒剤の開発
詳細
2006年博士(工学)(同志社大学)取得、博士研究員(阪大)を経て2008年より同志社大学に助教として赴任。2020年より現職(教授)。専門は有機合成化学であり、人工ヘモグロビン化合物hemoCDの研究開発を長年主導してきた。現在はCO中毒治療薬の医療実装をめざして活動している。
環状オリゴ糖とヘム鉄から構成した独自の人工ヘモグロビン化合物hemoCDは、高いCO親和性のために血中でCOガスを捕捉し、そのまますぐに尿中へと排泄されることが判明し、この性質は火災等で発生するCO中毒に対する解毒剤として理想的な効果を示すことを明らかにした。CO中毒解毒薬を1stパイプラインとして、研究・事業開発推進中。
CO₂と太陽光で排水を資源に変える
〜高温でも働く光合成微生物による
重金属の除去・回収型 産業排水処理〜
詳細
脱炭素やエネルギー創製への関心から、光合成によるエネルギー変換機構の研究に長年取り組んできた。その過程で見出した微生物の高い環境汚染物質浄化能力を産業排水処理技術へと発展させ、現在は実排水を用いた実証試験を進めながら、技術の社会実装と事業化を推進している。資源循環とカーボンニュートラルの実現が目標である。
工場からの重金属含有排水は法規制により放流前処理が義務付けられるが、既存技術は大量の薬剤やエネルギーを要し、CO2排出や二次汚染を招く。私たちは、重金属を高効率で取り込む耐熱性光合成微生物を活用し、CO2を吸収しながら金属を除去・回収する排水処理技術の事業化を進めている。排水の資源化による循環型社会をめざす。
※登壇者および講演タイトルは変更となる場合があります。
対象:
参加費:
開催場所:
グランフロント大阪 北館
ピッチコンテスト:
4階 ナレッジシアター
展示会場:
地下1階 Event Lab.